私たちの活動

近年、日本では毎年のように自然災害による大きな被害が伝えられています。 2020年にも全国で豪雨の被害が相次ぎ、7月には熊本県を中心とした地域でコロナ禍で多くの方が被災生活を余儀なくされました。また、2021年2月には福島県沖でマグニチュード7.3の地震が発生した。 昨年以前に台風や地震の被害に遭った地域でもいまだ復旧作業が続いているのが現状です。

特定非営利活動法人レスキューアシストは、こういった現場に災害発生後72時間以内に駆けつけ、要配慮者（障がい者、高齢者、外国人、妊産婦、難病患者、子ども）の救助活動や被災住民の支援活動などを行っています。 これまでの活動を通して感じてきたことの一つに被災者に向けて届く多くの方からの支援が実際には被災者の手に届かないという現実があります。

さらには新型コロナウィルスの影響により避難所に入れず在宅での避難生活を余儀なくされ避難所で配られている物資ですら受け取れない人がいるのです。 このような状況をなんとか改善し、支援の手が被災された住人の方々に行き渡るような仕組みを作れないかと考え、令和元年台風15号19号被害からレスキューアシストの技術スタッフとして活動に参加している私、川島浩義がレスキューアシストの代表理事中島武志さん(たけちゃんマン)の助力を受けて令和2年5月に株式会社フォーチュンプロテクトジャパンを立ち上げました。 被災地に赴くことが叶わない支援者と被災地に入り支援活動に取り組んでいる災害支援NPO団体を結びつけ、確実に支援の手を被災された住人の方々に届けて行く事を主たる目的と考えています。